社員紹介
森井 隆年
2000年入社
入社した理由は?
もっと溶接が上手くなれる
環境が整っていた。
学校で受けた溶接実習が楽しかったので、溶接を仕事にできる会社を探していたところ、三平興業を見つけました。学校の先輩が入社していたことも理由です。
福山市の溶接コンクールで常に上位入賞している三平興業は、「もっと溶接が上手くなりたい。
」と思っていた私にとって魅力的な環境でした。入社してからは、先輩からよく話しかけてくれたので、先輩、後輩問わずコミニュケーションが取りやすかったですね。今ではよく冗談を言って笑い合っています。職場の人間関係が良いなと思えたことも応募を決めた大きな理由です。
仕事の内容は?
配管などの溶接が主です。
例えば、穴の空いてしまった設備の補修。ホッパーと呼ばれる、鉱石を流すための装置(巨大なじょうごのようなもの)を直したりもしています。
JFE構内であれば製缶工事(鋼材を切断、穴開け、曲げたりしたものを立体的に組み上げる工事)など、壊れてしまったり、古くなった部品を作り直し、入れ替える作業もしています。
あとはガス管、水道管の補修もさせていただいています。元々ある管に繋げたり、漏れがある場所に鉄板を当てて溶接を行います。
スキルアップの環境というのはどのような点でしょうか?
資格に向けて取り組む時間を設けてくれている。
三平興業は、技術の伝承・習得にとても力を注いでいます。具体的なところでは、何年か経験を積むと中型トラックの免許、また他にも色々な資格を取りに行かさせてくれます。あとは、業務時間いっぱいまで現場で工事を行うのではなく、自分たちの資格に向けた取り組み練習時間を設けてくれています。それが社員のモチベーションにも繋がっていて技術者が育つ環境に自然となっているのだと思います。
実績などあれば教えてください。
福山市の溶接コンクールで常に上位入賞しています。
福山市の溶接コンクールで常に上位入賞しています。福山の技術系の会社が集まり、溶接の外観、また、中までちゃんと溶接されているかなどを競います。三平興業は、福山市の代表で県大会にも多数出場しています。団体、個人ともに上位に入っています。そこで優勝するレベルの人がサポートに回って後輩を育成しているのも、技術者が育つ要因だと思います。
INTAVIEW
自分の仕事に自信がついてきたのはいつ頃からですか?
溶接コンクールで優勝したときですね。優勝したことは本当に自信になりました。任される仕事にも変化がありました、それまでは段取りや片付け多かったですが、そこからは、徐々に溶接の仕事をやらせてもらえるようになりました。
仕事をする上で大切にしていることはありますか?
怪我をしないこと。怪我をさせないことです。僕の仕事は火を扱うので、残火確認(溶接後、残り火がないかの確認)は徹底しています。
会社に入って「嬉しかった!」というエピソードがあれば教えてください。
自分が関わったものが出来上がった瞬間はやはり気持ちがいいですね。あとは若い時に出場した溶接の大会(被覆アーク溶接部門、炭酸ガス溶接部門)で優勝したのは特別な想い出です。毎日練習してその成果を残せたことが嬉しかったです。
家族構成を教えてください。
妻と、息子が中2、娘が中1、息子が小学校2年生。一番下が男の子保育所4歳です。
入社当時の自分に声をかけるとすれば、どんなアドバイスをしますか?
入社当時、いつになったら溶接をさせてもらえるのかと悶々としていた時期もありました。しかし、まだ技術がない人間に、大切なお客様の工事をやらせるわけにはいきません。先輩からは「練習して認められるようになりなさい。」とよく言われていましたね。
これからの仕事に目標があれば教えてください。
職長として、仲間に怪我をさせないこと。自分自身も怪我をせず、元気に仕事をすることです。安全に仕事をすることが一番。火もそうですが、大きいものを扱っているので気をぬくと大きな怪我にもつながります。ものが壊れたら直せばいいですが、人は壊れても治りません。会社にもお客様にも迷惑がかかってしまいます。安全第一。
学生の方に向け、三平興業で活躍するために身につけておいて欲しいスキル、覚えておいて欲しいことはありますか?
賢くなくて良い、バカでも良いと僕は思っています。それよりも、どれだけ仕事を好きになってくれるか。また、任された仕事に興味を持ってやれるかだと思います。率先して溶接がしたいとか。機械をバラしたい、組み上げたい、仕上げがしたい。など、やりたいことをはっきり言えればやりたいことを仕事にしやすいと思います。あとは、求人票だけ、お金だけで判断するのではなく、どんな仕事かを見て決めて欲しいと思います。見に来てもらえたら中の人間関係もよくわかると思いますので。