MECHANIC SERVICE
機械工事部門
創業以来製鉄所設備のメンテナンス・改造に携わっております。現在、その蓄積されたノウハウをもとにJFEスチール株式会社西日本製鉄所をはじめ各地で数多くの機械設備の敷設、改修等を実施し製鉄所の生産活動の一翼を担っています。
広い分野で各種プラント施工の実績を誇る当社は、一貫した管理体制のもとお客様のニーズに応えながら、機械設備の建設、配水池や焼却炉の据付け施工など総合エンジニアリング業として着実に業績の拡大を図っています。
長年にわたり、当社はあらゆる鋼製製作品・加工品を取り扱っています。品質とコストを両立させた万全の管理・検査体制はお客様より高い信頼を頂いております。
工事を安全に、そしてスムーズに行うための施工要領書の作成や工事工程の管理をしています。
レントゲン検査を必要とする繊細な配管の溶接をはじめ、既設設備の配管の補強(ダブリング)工事やバルブを含めた配管の更新・取替工事、配管内の清掃などをしています。
ポンプやモーターなどの回転体のオーバーホール(分解・清掃・組立て)やベアリング等消耗品の取替、芯だし、コンベアチェーンなどのチェーン調整をしています。
TIG溶接、アーク溶接、半自動溶接などの技術を用いて配管や薄鉄板の取付、工場設備の補修・更新・改造工事をしています。
軸受けやベアリングのグリス内に含まれる鉄粉の濃度を専用機器により測定(鉄粉濃度測定)し摩擦状態を調べることで、取替時期を調査。また、鋼板が通過するローラー表面の粗さ測定や肉厚測定による金属の腐食度合いの検査を行い工場設備の故障を未然に防ぐ重要な役割を担っています。
経年劣化により剥がれてしまった塗装の塗り直しや、設備更新時の塗装業務及び検査前処理として金属面を剥き出しにするための塗装剥離業務をしています。流体(水、蒸気、ガス、酸など)を判別するための配管の色分け、金属の腐食防止のための塗装も行います。
新規の配管や工場設備などを溶接により取り付けた際の溶接部の検査を行う品質保証。また、水や異物の混ざった混合液が配管内を流れることや、金属同士の擦れによる摩擦等で老朽化した工場設備や配管の穴開きを防ぐ保守検査があります。これらの検査は特殊な機器や溶液を用いて行われるため、設備を破壊せず行えることが大きな特徴です。
防音・防冷・耐火・耐熱を必要とする配管や工場設備などに対する保温材の取付・解体をしています。保温材は高温になる配管に触れることによる火傷防止や配管内を流れる液体の凍結防止の役割も果たします。
高所作業を行うための足場の組み立て・解体をしています。